仏像旅行

奈良ひとり旅(興福寺 編)

kohfukuji

奈良ひとり旅の記事も今回でラストです。

 

思いのほか、東大寺でゆっくりしてしまったので、早歩きで興福寺へ向かいました。

どこをトリにするかなど全然考えていなかった無計画な旅でしたが、まさか興福寺が最後になるとは…(笑)

修学旅行の時も最後が興福寺っだったのでそういう運命なんでしょうか?

 

▼東金堂と五重塔

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国宝館で精いっぱいで今回は東金堂には行けませんでした。

東金堂の十二神将、ものすごくかっこいいんです!

興福寺は阿修羅の印象がやっぱり強いんですけど、他の天部もなかなか捨てがたいんですよ。

国宝館しか行ったことがないという方はぜひ東金堂にも!

共通券を買えば100円お得なので!笑

 

そんな十二神将の初めての出会いは興福寺ではなく、仏頭展の出張営業中で東京芸大に来ている時でした。

仏頭展の時の十二神将の展示方法は今でも忘れられません。

国宝館にもいらっしゃる仏頭に辿り着くまでの空間の両脇を十二神将が6躯ずつ展示してありました。

興福寺ではまず見ることのできない仏頭と十二神将の共演でワクワクし、仏頭を間近で見るためにはこの十二神将の警備を通り抜けないといけない!というドキドキ感。

そして360度、どの角度からでも見ることができ、何よりお堂よりも近い距離で見ることができて嬉しかったです。

お堂で見る正面からの仏像もすてきですけど、仏師さんが背中までこだわって作ったんだなぁとわかる後ろ姿が見れることがたまりませんでした。

何でしょう…例えるとすれば、お堂がライブ会場で展示会が握手会みたいな感じでしょうか?

ファンサが微妙に違うんです!

(仏像にファンサも何も…と言われたら一言も言い返せません!笑)

 

今回の旅の思い出と言うより、初めて十二神将出会った思い出をついつい語ってしまいました…。

それた話を元に戻すと、国宝館は今回で3回目なんです。

にも関わらず行く度に最推しが変わるので自分の浮気性に驚きます(笑)

今回は八部衆の五部浄に首ったけでした。

全身が見れないのが残念ですが、脱活乾漆造の過程が他の像よりわかりやすいので見てしまいます。

麻布を使っているのがわかってテンションが上がります。

もし、これから国宝館に行く予定がある方は、五部浄の左側の甲冑部分に注目してみてください!

麻布の質感がわかるはず…!

 

Autumn leaves  todaiji

今回の日帰り奈良ひとり旅、1日中ずっと天気がよくて紅葉もきれいで、秘仏の2人にも会えました。

他にも今まであまりなかったことがたくさんあったので、繰り返しになってしまうのですが本当に奈良に呼ばれていたんだなとスピリチュアルなことを思ってしまいます(笑)

 

7回にもわたって奈良ひとり旅について書くとは最初は思ってもいませんでした。

ダラダラと思い出したことをひたすら書いていたのでわかりにくいところも多々あったと思いますが、今の私の文章力や語彙力はこんなものです(笑)

これをきっかけに、自分の好きなことや面白いと思ったことをわかりやすく伝えられる力を身につけたいものです。

こんなに長い思い出話を最後まで読んでくださってありがとうございます!

また奈良旅でお会いしましょう〜!

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