蓮華王院 三十三間堂
『ぶつぞうの森』
このおみくじを引いたあなたは、三十三間堂にいらっしゃる千手観音像と風神・雷神像、二十八部衆像に出会ってみるのはいかがですか?
千手観音像、風神・雷神像、二十八部衆像
この仏像群はこの三十三間堂内にあります。
このなが〜いお堂の中には、千手観音像が1001体、風神・雷神像、そして二十八部衆像…合わせて1031体が一堂に揃っています。
お堂に入ってすぐ、仏像がずら〜っと並ぶ姿が目に入ってくるのでなかなか迫力があります。
どこが一番端なんだろう?と先が見えないほどの仏像群。
その数の多さから公式ホームページでは「さながら仏像の森」と書かれていました。
とある日、その文字列を発見した私はすぐさまにどうぶつの森が頭をよぎってしまい、それ以来、三十三間堂に行くと脳内で勝手にあの絵柄で変換されてしまうのです(笑)
(もし、そんな感じのかわいらしい絵柄で色々な仏さまに出会えるゲームが出たのなら迷わずに買ってしまいそうです…!)
二十八部衆に関して言えばどの像も個性の塊なので、お堂の先に歩みを進めるたびに次々といろいろなキャラクターに出会えていけてとても楽しいです。
二十八部衆の迦楼羅像(かるらぞう)はフィギュアになっていたりして有名で人気なので紹介は他の方に任せます。
私が見ていただきたい推している仏像が難陀龍王像(なんだりゅうおうぞう)です。
玉眼(ぎょくがん)と呼ばれる、仏像の目の部分に水晶をはめ込む技法のおかげか、瞳がうるっとしているように見えて困ったような表情がさらに生き生きとして愛嬌があってかわいらしいんです。
他の像にもこの玉眼の技法が使われていて、ただ目を彫っただけの像と違って生きている人間のような瞳に見えるので、ほとんどの像に「今、目があった!」と思えるポイントがあります。ぜひ探してみてください!
1000体を超える仏像が並んんでいる長いお堂を出る頃には、中でたかれてるお香の匂いが服にうつっていることもあり、三十三間堂を離れた後でも少しの間は、ふとした瞬間にあのお堂の匂いに包まれて少し幸せな気持ちになります。
そして以前、このような蓮の花も見ることができました!
さすが、蓮華王院と言われているだけありますね。
(ちなみに蓮華王とは千手観音の別名です。)
蓮華王院 三十三間堂のアクセス情報
拝観時間 | 4月 〜 11月15日:8:00 〜 17:00(16:30 受付終了)
11月16日 〜 3月:9:00 〜 16:00(15:30 受付終了) |
拝観料 |
|
交通 |
市バス100・206・208系統、「博物館三十三間堂前」下車すぐ
七条駅から徒歩 約7分 |
住所 | 京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657 |
TEL | 075-561-0467 |
公式サイト | http://sanjusangendo.jp |
『仏像みくじ』について少し思った事を書いてみたので、お時間があればよかったらコチラも…!